令和元年度 高陽ニュータウン病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 0 1 4 3 20 38 126 335 473 287
安佐北区の高齢化と反映して高齢者の入院が大多数である。
80歳代の退院患者が473人で全体の37%を占め、次いで70歳代が350人で全体の26％、さらに90歳代が287人で22％であった。合わせて70歳以上の退院患者は85％であった。
年々70才以上の退院患者の割合は増加している。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等2なし　副傷病なし 23 38.17 20.84 13.04 89.57
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等1なし　手術・処置2なし　副傷病なし 19 25.05 17.71 21.05 87.53
100380xxxxxxxx 体液量減少症 17 19.59 9.13 5.88 90.18
0400801499x002 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし　手術・処置等2なし　副傷病なしA-DROP　スコア2 14 22.64 15.17 0.00 84.93
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　副傷病なし 9 24.67 12.58 33.33 85.22
高齢者に多い疾患である肺炎、脱水症、心不全が多いが、特に誤肺炎が突出して多い。
特に嚥下障害に起因する誤嚥性肺炎が特に多い。
当院では、近隣の高度急性期病院からの転院患者も多いことから、在院日数が長期になっている。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　副傷病なし 49 2.16 2.63 0.00 68.65
0400801499x002 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術・処置等2なし　副傷病なしA-DROP　スコア2 33 24.52 15.17 6.06 86.97
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等2なし　副傷病なし 30 32.73 20.84 6.67 87.33
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　副傷病なし 25 24.28 12.58 4.00 85.60
060300xx99x00x 肝硬変（胆汁性肝硬変を含む。）手術なし　手術・処置等2なし　副傷病なし 16 26.56 11.64 12.50 69.13
大腸ポリープの内視鏡的切除患者と肝硬変患者が多い。大腸ポリープは大腸癌検診で大腸内視鏡検査の受検者が増えたことが一因と思われる。
また肝硬変は当院では肝臓専門医が常勤しており、他院からの紹介患者も多いことから、患者数が比較的多いが近年のB型肝炎患者、C型肝炎患者の減少に伴い、年々入院患者数は減ってきている。
また高齢者によく見られる尿路感染症，誤嚥性肺炎症例も多い．
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等11あり　手術・処置等2なし　副傷病なし 58 3.29 3.01 0.00 74.40
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等1なし　1,2あり　手術・処置等2なし 39 3.74 4.40 0.00 75.23
050140xx99x00x 高血圧性疾患　手術なし　手術・処置等2なし　副傷病なし 29 7.90 8.69 0.00 77.34
050050xx99000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等1なし　手術・処置等2なし　副傷病なし 28 13.00 7.03 0.00 77.79
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等1なし　手術・処置等2なし　副傷病なし 28 26.96 17.71 3.57 86.43
狭心症患者が多く、カテーテルによる冠動脈形成術を行われた症例が多い。
また高齢者が多いため、心不全症例が増加している、
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx97xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）その他の手術あり 42 31.45 27.23 0.00 82.52
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 30 40.50 25.94 3.33 89.20
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし　副傷病なし 21 38.10 19.40 4.76 79.71
070230xx99xxxx 膝関節症（変形性を含む。）手術なし 20 28.75 13.58 0.00 76.35
071030xx99xxxx その他の筋骨格系・結合組織の疾患　手術なし 7 22.14 9.65 0.00 71.43
胸腰椎の圧迫骨折それに次いで大腿骨骨折が多い。膝関節症の患者も増えてきている。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 0 0 2 0 4 1 1 7
大腸癌 0 2 1 6 9 3 1 7
乳癌 0 0 0 0 1 0 1 7
肺癌 0 0 0 3 1 0 1 7
肝癌 0 0 2 3 7 0 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
当院は消化器疾患の患者が多いため、大腸癌、肝癌患者を多く認めた。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 1 6.00 68.00
中等症 89 23.78 81.60
重症 8 35.63 83.38
超重症 2 111.0 94.00
不明 0 0.00 0.00
中等度の肺炎が大多数で、平均年齢81.6才、平均在院日数は23.8日であった。
昨年に比して在院日数は短縮傾向にあった。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 10 59.30 84.0 0.00
その他 2 43.50 78.50 8.33
ほとんどの患者は発症後３日以内に入院し、その平均在院日数は59日、平均年齢は84歳と高齢であった。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
k664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 14 72.43 83.50 28.57 84.29
k7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2㎝未満） 5 0.20 1.00 20.00 72.20
k0461 骨折観血的手術（肩甲骨,上腕,大腿） 1 6.00 63.00 0.00 89.00
k386 気管切開術 1 87.00 128.00 100.00 69.00
k783-2 経尿道的尿管ステント留置術 1 42.00 61.00 0.00 76.00
胃瘻は比較的症例が多いが、高齢者で術前術後とも入院日数が長期となっている。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
k7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2㎝未満） 56 0.14 1.21 0.00 69.68
k664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 16 25.88 71.13 25.00 86.44
k654 内視鏡的消化管止血術 7 8.00 21.29 0.00 81.57
k635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 5 5.00 83.20 0.00 68.40
ｋ7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2㎝以上） 2 0.00 1.00 0.00 57.50
内視鏡的大腸ポリープ切除術は比較的若年で術前術後とも日数が短く、スムーズに行われている。
症例数は増加傾向にある。
胃瘻造設術は、入院後しばらく訓練しても嚥下が難しい患者に施行されるため、術前術後とも日数がかかっている。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍に対する内視鏡的止血術は増加傾向にある。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
k5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 37 1.89 8.73 0.00 75.46
k5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極） 19 11.89 23.21 5.26 83.74
k597-2 ペースメーカー交換術 11 0.45 11.18 9.09 87.09
k6187 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 8 24.25 63.50 37.50 88.00
ｋ5463 経皮的冠動脈形成術（その他） 5 1.00 1.40 0.00 77.00
狭心症に対する経皮的冠動脈形成術、ステント留置術は比較的若い70歳代に、ペースメーカは平均年齢80歳代と比較的高齢者に対して行われている。
いずれも平均術前日数術後日数とも短く、計画的に行われている。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
ｋ0461 骨折観血的手術（肩甲骨,上腕,大腿） 15 3.93 35.93 0.00 90.73
ｋ0811 人工骨頭挿入術（肩,股） 14 4.93 35.36 7.14 87.50
k0462 骨折観血的手術（前腕,下腿,手舟状骨） 6 3.67 30.67 0.00 80.00
k0463 骨折観血的手術（鎖骨,膝蓋骨,手（舟状骨を除く）,足,指（手,足）その他） 2 0.50 9.00 0.00 55.50
k0841 四肢切断術（上腕,前腕,手,大腿,下腿,足） 1 7.00 174.00 100.00 68.00
大腿骨骨折に対する観血的手術、人工骨頭挿入術は高齢者に多く、術後在院日数は長期になる傾向にある。
昨年は前腕、下腿骨折は比較的若年であったが、今年度はこれも平均年齢80才で在院日数は長期化している。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 0 0.00
180010 敗血症 同一 2 0.16
異なる 1 0.08
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 8 0.62
異なる 0 0.00
更新履歴